2012-01-18から1日間の記事一覧
益田ミリさんとの出会いは、「すーちゃん」。オットが買って来てくれたように記憶しています。極端に力の抜けた絵とやけにリアルな女性の本音。自分でも気づかずについたため息のように、女性たちのひとり言が聞こえるような。共感共感共感の連続。オットが…
タイトルがずっと気になっていた。単行本の表紙のイラストも気になっていた。泣いているのだろうか。悔いているのだろうか。愛しい誰かを思っているのだろうか。 男女の恋愛を綴った短編集で、タイトル作品は冒頭にある。 私自身は疾うの昔に恋愛に対するフ…
直木賞受賞作品をとにかく読み漁ってみようと思い立ち、最初に手にしたのがこの本だ。唯川恵の作品はこれまでにもいくつか読んでいるが、毎回、ふーんという感想だった。正直に言うと、あまり男女の恋愛をテーマにした作品は好きではない。描かれる世界が私…