さまよえる仔羊

優柔不断全開、人生の迷子であるひつじ™のアレコレ。

突発性難聴になりました

現在、診断から10日足らず。
治るかどうかはわかりませんが、記録を残しておこうと思います。

今回、facebookで「突発性難聴になりました」と投稿した際に、たくさんの方に励ましの声と情報をいただき、本当に心強かったです。

原因やメカニズムがよくわからず不安な人にとって、少しは参考になればと思います。

飽くまでも一患者の記録として残しますので、みなさまに何かを推奨するようなものではございません。ご了承ください。

 

時系列での変遷がわかりやすいよう、表にまとめておきます。
追加でどんどん書き足していきます。 

 

date イベント メモ 投薬
9/24 稲刈の帰路に体調を崩す 車の後部座席に座っているのもやっとなほどの体調の悪さ。右側の腰あたりが痛む(内蔵)。
水分を取りながらやり過ごすと、少しずつ落ち着いてきた。
 
 9/25  微熱 37.0を超える微熱があるため、会社を休む。  
 9/26  右耳が痛み始める 微熱が続いているため、自宅勤務。
右耳が痛み始める。この後数日間痛みは継続。
なんとなく右耳に何かが詰まっているような感じがして気になり、耳かき屋を物色し始める。
 
 9/27-  右耳が痛い

 引き続き右耳が腫れたように痛い。
ただ、たまにある症状なので落ち着くのを待つ。
10/1に耳かき屋の予約を確認すると既に空き枠がなく、諦める。

 
 10/2- 右耳が塞がったような感じが強くなる

右耳が気になる。
耳鼻科に行くことを意識し、情報収集を始める。

 
 10/6  耳鼻咽喉科
突発性難聴発覚
自宅近所の耳鼻咽喉科へ。
聴力検査を実施。気導聴力検査、骨導聴力検査、ティンパノメトリーの3種類の検査を実施。
突発性難聴(感温性難聴)と診断される。
発生から時間がたっていると思われ、回復は難しいとの話だが。ステロイドなどを処方され、治療開始。
 10/8  カミングアウト  とりあえずFBでカミングアウト。
たくさんの人から情報や励ましをいただく。
ありがたいなぁ。
 
 10/10  通院2回目
メニエール濃厚

 2度目の検査で、少しだけ聴力が戻っていた。
また、高音域は元々聞こえていなかった可能性が高そう。
そういえば、ずっとイヤホンが苦手な感じがしていた。
このため、メニエールの可能性濃厚との診断。
薬を追加して経過を見ることに。

やたらキャベツのサラダが食べたい。

 10/12  体調に変化
五感鈍麻
 疲れやすい。息切れするようなしんどさ。
首から上、手指の感覚が麻痺しはじめ、すべてがツルツルに感じる。
また、味覚が麻痺していることにも気づく。塩味がよく分からない。視力の急速な衰えを感じる。
 
 10/13 3回目の通院
聞こえは変わらず
鍼治療を開始 

3回目の通院。結果は思わしくない。少し悪くなっているが、誤差範囲とのこと。
イソバイドを飲み始めて体調が悪くなったこと、味覚嗅覚触覚が鈍っていることを伝えると、一旦投薬中止に。
難聴で有名な鍼灸治療院に通いはじめる。
とにかく親切だし、単純にマッサージなども気持ちが良いし、続けようと決める。初回は2回の施術を受けた。
治療後にランチを取り、最後のイソバイドを飲む。
友人と約束があったため移動するも、ちょっとの階段もしんどく息切れがする。なんとか待ち合わせの場所にたどり着いてお茶をして休憩。薬を飲んだ後に発生するため、何らかの副作用だろうと確信。麦茶の味がまったくわからなかった。

塩味が分からないが、甘みが強調されて野菜が美味しく感じる。だしの香りなども強調されているような印象。

加えて、暗い場所が際立って暗いと感じる。暗闇での視覚が衰えていることに気づいた。

 
 10/14  鍼治療2回目  4回の集中施術を受ける。
体がやたらと疲れていて、背中を中心にうっすらと乳酸が出ているような感覚。鍼の影響かとも思ったが、「いろんな反応が出ているのだろうと言われる」
治療後は置鍼をしてもらう。
 
 10/16  体調が悪い

 いよいよ体調がおかしい。
背中を中心にうっすらと筋肉痛のような感覚、脱力感があり、夕方頃になると椅子に座っているのもしんどいく寝転がりたい欲求が。
一方で、そわそわとするような落ち着きのなさがあり、仕事がなかなか手につかない。
薬を飲んだ後2-3時間後に顕著で、継続している薬の何かの影響かと思い調べると、アデホスコーワで同様の症状を訴える人がいることがわかる。
明日も様子を見て同じパターンが続くような医者に伝えなければ。
夜、12時ころまで体が落ち着かず、なかなか眠れない。

 
 10/17  体調変わらず

 同様の症状が続く。
冷蔵庫を開けたら、冷蔵庫の中が暗くて驚く。いよいよ暗闇で光を感じる能力が落ちていることを明確に自覚した。

 
 10/18  4回目の通院
聞こえ変わらず

聞こえは、若干悪くなっていたが誤算範囲とのこと。
味覚・触覚に加えて嗅覚の鈍さが強くなっていること、暗闇がいつもより暗く感じることを伝えた。
また、薬を飲んだ後に顕著なそわそわ感や脱力感・倦怠感を伝えると、薬を止めることに。薬が使えないとなると治療ができないので、自然治癒に頼るしかないと言われる。

また、突発性難聴やメニエール、薬の副作用としても聞いたことがないと何度も言われ、一週間様子を見て五感が改善されない場合は、神経内科を紹介してもらうことに。
いますぐ紹介してもらってもいいんだけど。 

塩味は相変わらずいまいちわからないが、野菜の甘味やだしがやたら美味いと感じる。日高屋の五目あんかけラーメンが、とても薄味で上品な味に感じた。

すべての薬をストップ。 
 10/19  人間ドック  タイミングよく人間ドック。
難聴であることを伝え、五感麻痺なども伝えるが、特に触れられず。
血液検査で白血球の数値が少し高いだけで、後はいつもどおり。
味覚が麻痺しているせいでバリウムがとにかく飲みづらかった。
あ、メタボ予備軍です。
 
 10/20  鍼治療3回目

手指の感覚が戻り始める。これまで何を触ってもツルツルだったのが、自分の指の指紋のひっかかりを感じはじめた。嬉しい!顔も少しだけ感覚が戻っている気がする。頭のブヨブヨとした感覚(麻酔をした時のあれ)も少し弱まったようだ。
ただ、味覚・嗅覚は戻らず。嗅覚に至ってはひどくなっている。にんにく漬けなどの臭いがほとんどわからない。社食の春雨の炒め物はほとんど味を感じなかった。ごま油や醤油の味はわかりづらいようだ。
視覚については、MBAの輝度調整で客観的に光を感じる力が落ちていることがわかった。常に輝度2-3程度で使って平気だったところが、半分〜最大まで上げないと暗くて使いづらい。
鍼治療は、3回連続で施術を受ける。
ベッドに横になると、右耳がかなり聞こえていないと感じる。
鍼にもだいぶ慣れてきた。肩こりを強く感じはじめる。 

AirPodsを購入し使ってみる。快適。耳に直接音を入れる分には詰まった感じはない。ただ、音楽を聞きながら、恐らく聞こえていない音はありそうだなという印象は受けた。左耳で聞くより、右耳の方が音が軽い。

 
 10/21  鍼治療4回目

 朝一番から1回治療。
左肩に痛みを感じるので、両肩マッサージをしてもらう。
前日よりは右耳の聞こえが良さそうだ。日によって症状が異なる。
美容院で紅茶を出してもらったが、ほとんど香りがなく美味しいと感じられなかった。
夕飯を中華料理屋でしたが、かなり聞こえない。気圧のせいか。食事をしている時は、耳が聞こえづらいことが多い。